
こんにちは。
Webデザイナーの山本です。
前回は「制作ビハインドストーリー《前編》」と称しまして、わたしたちveryのものづくりの裏側をちょっとだけご紹介させていただきましたが、今回はその後編です。
制作工程の「4. 撮影準備~撮影」からとなります。
どうぞ、あともうすこしだけお付き合いください。

《制作工程》
- 1. ヒアリング~コンセプトビジュアル提案
- 2. モデル選定
- 3. スペシャルサイトの企画を並行して開始
- 4. 撮影準備~撮影
- 5. Webサイトのデザイン制作
- 6. パンフレット制作
- 7. テストアップされた内容をチェックし本番公開

4. 撮影準備~撮影
3世代の女性たちのペルソナ設定から、それぞれのモデルの年齢/生活スタイル/趣味嗜好等を導きだし、撮影シーンと衣装やメイクなどをこまかく決めていきます。
ロケハンや撮影に使う小物の準備などを進めつつ、並行してカメラマンさんやスタイリストさん、ヘアメイクさんなどのスタッフィングを行い、こうしていよいよ撮影に臨みます。

撮影が行われたのは12月。
当日は、シャルレ様を含め総勢15名ほどに。
とても寒い日でしたが、そんな中でもモデルさんたちが素敵な表情で撮影に臨んでくださり、外部スタッフさんたちのご協力も得て、とてもよいショットが撮れました。

5. Webサイトのデザイン制作
Webデザイナーが中心となり、コーポレートサイトのデザインとスペシャルサイトのデザインを並行して進めていきます。また数名体制でチェックし、デザインをブラッシュアップしていきます。
撮影で撮った画像もきれいにレタッチした後、Webサイトのデザインにあてていきます。

6. パンフレット制作
Webサイトのデザインリニューアルとともに営業ツールのパンフレットもリブランディング後のデザインに合わせて刷新。
こちらはグラフィックチームがメインとなって制作を進めます。
シャルレ様社内で常に最新の情報に更新してプリントアウトできるようにしたいというオーダーをうけて、1枚1枚別々に出力できる仕様でのデータ納品となりました。
このようにして、目的や使い方をヒアリングしお客様のご要望に応じてオーダーメイドの制作物を作っています。

7. テストアップされた内容をチェックし本番公開
Webデザイナーが中心となり、コーポレートサイトとスペシャルサイトの確認作業を進めていきます。デザインがきれいに再現されているかまたレイアウトの崩れなどないか等、動作確認を経て問題ないことを確認後、Webサイトが本番公開となります。



いかがでしたでしょうか?
実際にはもうすこし多くの工程がありますが、このようにさまざまな段階を経て、多くの人たちの協力を経てはじめて、Webサイトや印刷物などが世の中にでていきます。
そしてそんな制作期間の中で、時に誰かと誰かの意見やアイデアとがかけあわさって、もともとあった企画やデザインがさらにぐっとよくなったりする…そんな化学反応のような瞬間が私自身はとっても好きです。
お客さまに寄り添ったものづくりができているかどうか、お客さまの抱える課題を解決できるデザインとなっているだろうか…。
その大切な姿勢は忘れずに、チームの垣根をこえて協力しあい、そしてなにより自分たち自身が楽しくまじめに、これからも仕事に向き合っていければいいなと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。