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みんなのいろんなイロイロノート! every,

お雑煮いろいろ。

あけましておめでとうございます。

元旦。
そう、それは糖と脂と睡眠を愛する私がもっとも愛する祝日。
皆様はどんなお正月休みをお過ごしになられましたか?

私はと言いますと今年のお正月休みは新型コロナウイルスの影響により
実家への帰省が無くなってしまったことで、
夢のエンドレス体重大増量寝正月は叶いませんでした。

18歳で実家を出てから、初めての帰省なしのお正月休み。
少しでもお正月気分を味わいたくて
社内メンバーのお宅のお雑煮の写真を送ってもらうことにしました。
(昔から気取っていない、ひとさまのおうちのごはんを
覗き見するのが好きなのですがこれはいったいなぜなんでしょうか)

たくさん素敵なお雑煮が集まったのでこのブログでご紹介させてください!

まずはじゃじゃーん!

from 白神宅〈岡山県のお雑煮。中身はおすまし、茹でた丸餅、鰤、金時人参、ほうれん草、ゆず。〉

私の実家、中国地方は岡山県のお雑煮でございます。
あっさりしつつも、しっかりと塩のきいた鰤が良い仕事をしてます。
初めて自分で作ったお雑煮でしたが中々の出来やないの。

お次!
じゃじゃじゃーん!

from K野・G之さま宅〈大阪府のお雑煮。中身は白味噌丸餅、鰹節、金時人参。〉

大阪在住の社員2名からのお雑煮です!
シンプルながら美しいお雑煮ですね。

大阪府は入れる具材はできるだけ丸くするんですってね奥様。
なんでやろ?なんでもまぁるくおさめましょってことかしら?

お次!
じゃじゃじゃーん!

from N谷さま宅〈兵庫県のお雑煮。中身は昆布、カツオ、鷄さんのおすまし。〉

この緑の葉っぱはなんでしょうな?
確実にこの葉っぱがなんらかのアクセントになるやつですよね。
お大根に味が染みてて美味しそうだな〜!
白神食べたいな〜!
寿のかまぼこがなんともめでたいお上品なお雑煮。

お次!
じゃじゃじゃーん!

from O原さま宅〈新潟県のお雑煮「大根汁」。大根、金時人参、しいたけ、かまぼこ〉

新潟県から参戦!
新潟のお雑煮はとにかく具沢山とのこと。
たしかに具で底が見えない。ギュウッギュウ。
いいですねえ、大盤振る舞い。
おでんを作ると絶対に鍋から具がはみ出る私と気が合いそうです。

お次!
じゃじゃじゃーん!

from S田さま宅〈おそらく愛知県のお雑煮。小松菜、どんこ、鶏肉がINすることもあり〉

愛知県のお雑煮は日本一シンプルと言われるそうで、
小松菜とお餅が入ってるくらいとか。
どうやらこちらのS田さんのお母様が具がないのが嫌で
どんこや鶏肉などを足したオリジナル雑煮の模様です。
このどでかいどんこちゃんが健気で可愛いですねぇ〜。

お次!
じゃじゃじゃーん!

from U堀さま宅〈お雑煮がないのでぜんざいでーす!とのこと〉

えっ写真うますぎない?
びっくりしたわ。おぜんざい本の表紙かとおもったわ。
お正月料理って、しょっぱいものが多いので
挟み込まれる甘味はたまらんですね〜!
おいしそうだな〜いますぐ食べたくなるシズル感…

お次!
じゃじゃじゃーん!

from O田さま宅〈島根県のお雑煮。すまし汁、もちのり、鰹節〉

島根県のお雑煮です!さすが神様のおられる県です。
高貴さを感じさせる真っ赤な机ですね。
こちらのお雑煮はもちのりが入っているとのことなのですが…
物知らずな私、もちのりを存じ上げません。
と思っていたらご本人から追加の写真をいただきました。

のりでした!
もち関係ない!!!!
「瀬戸内産一番海苔を使用した、贅沢なばらのり」
とのことです。
これぞ各地で異なるお雑煮の醍醐味ですね〜。
どんな味なのか興味津々です。
あとちょっと待てよ、高貴な机と思ってたら赤いマットだった件。

お次!
じゃじゃじゃーん!

from M田さま宅〈奈良県のお雑煮。合わせ味噌に里芋、大根、金時人参にお餅とかつお節〉

ご本人曰く、「いかにも海のない農民のお雑煮」とのこと。
なるほど、海がない県ではそうなりますよね。
しかし雅な器と雅なお盆で農民説を打ち消すお雑煮ですね。
お餅が美味しそうでたまりません。


そして最後のお雑煮はこちら!
じゃじゃじゃーん!

from T田さま宅〈宮崎県のお雑煮。おすまし、かまぼこ、人参、しいたけ、お麩など〉

お煮しめの流用!とのことで、確かにお煮しめの具材がちらほらと見えますな。
それ以前に写真がすごい。ライティングが元旦の朝を表現しすぎている。
ほんでこのお盆さっきも見たな。
この雅なお盆はお正月の定番アイテムなのでしょうか。
赤のスリットが素敵です。

そして番外編。

from Y浅さま宅〈トースト、四つ葉バター、カフェオレ〉

お雑煮なし!リアルな元旦の朝食写真をご提供いただきました。
いいですね、元日とはいえ所詮は365日中の1日と言わんばかりのいつも通りの朝食です。
元旦だからと気張って大して好きでもないおせちを用意した自分が恥ずかしい。
自分は本当は何を欲しているのか。
もっと自分の本当の気持ちに正直にならなければとしみじみと考えさせられましたね。

さて、かなりの大長編になってしまいましたお雑煮いろいろ。
そのおうちのお雑煮に、そのおうちの歴史あり。
なんやかんやとアレンジが加えられながらも、
引き継がれている日本の伝統を見て、すこしホッとしたのは私だけでしょうか?

離れて暮らす家族に会うことが
こんなに難しいことになるとは思っていなかった昨年のお正月。
でも、初めておせち作りやお雑煮作りに挑戦できたことは新鮮で、
それはそれで楽しむこともできました。
どんな状況でも、心に余裕をもって、楽しむ姿勢を忘れないでいたいものです。

来年のお正月はどんなお正月になるでしょう?

どんなお正月でも楽しめれたらいいなぁ、と考えながら
さようなら。

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