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佐渡島旅行記

こんにちは、おがさわらです。
すこし前に、新潟県の佐渡島に行ってきました。

新潟には「佐渡に行かぬ馬鹿、二度行く馬鹿」ということわざがあるそうです。
ことばの意味はよくわかりませんが、新潟の人もなかなか行かないという佐渡島に、 大阪の行かぬ馬鹿がいってきました。

佐渡島に行くにはまず、新潟市から船に乗ります。
ジェットフォイルという高速船なら1時間、車や自転車なども積めるカーフェリーなら2時間半です。

今回はジェットフォイルだったのですが、この見慣れない船は航空機と同じエンジンがついていて、スピードが出てくると、船なのにほぼ空を飛んでいるような状態になります。カッコいいですね。

キーーーーンと轟音で海を飛ぶように進み、
あっという間に佐渡島に到着!
空が広くてきもちがいいです。

今回は、佐渡ビギナーらしいコースで回りました。
・たらい舟
・佐渡金山

まずはたらい舟に乗りに、島の反対側へ向かいます。
港から車で40分ほどですが、このあたりでは放鳥されているトキが見られることもあるそう!
田んぼの中を走りながら、じーっと目を凝らしてみますが、見つからないまま目的地の「力屋観光汽船」に到着しました。

さっそく、たらい舟にのります。
体重でたらいが傾くので、乗る時がなかなか怖い!



進むとおもいのほか安定感があって揺れないんですが、自分で漕いでみると、立ったまま漕ぐのが大変で全然進まないうえに、その場でクルクルと回ります。
先頭さん曰く「2週間ほど練習すれば誰でも漕げますよ〜」とのこと。
こういう時に才能が見つかることないかなあ、と妄想しますが、大抵できませんね。

ほぼ水面からの視点は新鮮でした。もっと沖に出たかったかな〜。

海を堪能したので、次は山に向かいます。
佐渡金山までは車で1時間ほど。
海岸沿いに島を半周します。

佐渡島はアルファベットの「S」のような形で、2つの山とその間の平地とでできています。
島のどこからでも海が眺められ、海の逆を向くと山があり、平地には新潟らしく水田が広がっていて自然を満喫できます。
うわー島だ!将来は島に住みたい!とはしゃいでいました。

ずんどこずんどこと山を登っていくと、割れた山が見えてきます。
ここが「佐渡金山」です。

金を取りすぎて山が割れたという、おとぎ話のような実話には「人間とは…」という気持ちになれますね。

もちろん、採掘していた坑道に入ることもできます。
坑道内は寒く、ところどころに人一人がギリギリ入れる細い穴が空いています。
江戸時代から残る穴も多くあるそう。

ものすごくリアルな蝋人形が不気味に動く中で、中にはしゃべるものも。
特にインパクトがあったのは「早く外に出て酒を飲みてぇ、なじみの女にも会いてぇ」と 繰り返しつぶやく人形でした。
お土産屋には台詞入りTシャツもあったので、人気なんでしょうね。
早く外に出れるといいね…

金山やたらい舟はベタな観光地ですが、それぞれ佐渡の歴史や生活と地続きになっているのを強く感じられるのがよかったです。

そしてなにより、空がスコーンと抜けている場所で、山や海を眺めておいしいご飯を食べるのは、ほんとうにきもちがいいですね。

星空もすごいきれいらしいので、「佐渡に行かぬ馬鹿、二度行く馬鹿」ですが、2度3度行ってみたいな〜。

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