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おさんぽビンゴ

仕事を、自宅ですることになった。
仕方ないことだけど、もともと通勤で歩く以外、会社でもわりかし一日中イスにお尻をつけっぱなしで、、自宅で仕事ってなると、クッキリと運動が不足してしまう。せめて、これまでの一時間ほどの通勤分くらいは毎日カロリーを使いたい。
そこで、家の近くをゆっくり散歩することに決めた。

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朝、近所の大きな公園は、わたしと同じように運動不足を解消する人で増えているのか、あかんやんな渋滞気味。
真剣なジョガーや、シャンとしたおじいさん、おしゃべりしながらのサンバイザーおばさんたち、犬を連れて後ろ歩きでウォークするマダムたちなんかが、まわるプールのように、ゆらゆらと公園を歩いてまわっている。
で、シメはみんなでラジオ体操。

普段は公園の池に浮かんでいるカメやカモも、のこのこグランドに出てきて、鳥たちとボンヤリしている。
今まで知ることのなかった、朝モヤのヘブンリーな世界を発見した。

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そんな、ニワカご近所おさんぱーが増えたせいだろうか、「おさんぽビンゴ」というアイテムが人気があるみたい。
ビンゴの数字の代わりに、たとえば「黄色い花」とか「親切なヒト」なんかがシートのマス目に書いてあって、それを持って散歩する。黄色い花を見つけたらチェック! で、またチェック! いち列がそろったら、はい!ビンゴ!ってなる。たぶん、親子で学びながら遊んでたのしむアイテムなんだと思う。

おもしろそうなので、「おさんぽビンゴ」を作ってみることにした。
妻に大いに手伝ってもらって、マスにどんなのをいれようか考えて出しあい、イラストを描いてもらった。
セレクトは、簡単に見つかりそうなモノと、
そういえば見ることあるけど、見つけてもどってことないボンヤリしちゃうモノとかにしてみた。

よかったら、落としてドシドシ使って![PDF 4.6MB]

手作りの「おさんぽビンゴ」を持って、OSANPOへ。
近所の団地をぬけて長い坂を下り、大きな公園と春になると桜の咲く並木道をわたる、いつもの散歩コースを歩く。往復でだいたい1時間くらい。

「ネコ」からのネコよけPB。そして、整列駐車

「ノラネコ」「ペットボトル」「とこやさん」。シートにあるのをみつけたら、チェックしていく。

食品サンプルって、見ほれる。でも、スブタのアンが黒すぎる…
ハトと白いの、なんか気まずそう…

歩く町や道によって、むつかしさが変わりそうだけど、往復してなんとか一列そろった。

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なにも考えずボンヤリ散歩するのも楽しいけど、
下を見たり、上を向いたり、犬と目があったり、飼い主の人に気まずく挨拶したり、変な扉を見つけたり、デザインパーマの人とすれちがったり、美味しそうな香りのするお店を新しく見つけたり、散歩に出たのにお腹がいっぱいになったり、、、
ちょっと意識して見つめたり耳をすませながら歩くと、いつも通っているご近所も、なんかおもろい発見があったりかも。

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